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313号 五日の風 十日の雨

2021/07/10
丹波篠山市の学習塾 レオ

313号 五日の風 十日の雨 高田貴美彦

  五月に梅雨入りした今年、そろそろ開けてもいい頃かなと思いますが、ここ数日大雨が続いています。

熱海の土砂災害、中国地方の大雨。
今日も、九州では数年に一度の雨となっています。

  篠山でも、7月7日から大雨警報が発令されて、7日の夜の授業は臨時休講としました。

五風十雨(ごふうじゅうう)。

  中国の古典『論衡(ろんこう)』の中の一節を出典とする四字熟語です。

「五日にして一度(ひとたび)風吹き、十日にして一度雨降る」

気候が穏やかで、順調な様子を表しています。
日本のような農耕民族は、適度な雨はありがたかったと思います。
現代でもそうですが。それより、この言葉には、豊作を願う気持ちも含まれています。

『東方朔(とうぼうさく)』という能があり、その中の一節。

それ賢王(けんおう)の御代(みよ)のしるし。五日(ごじつ)の風や十日(しゅうじつ)の雨。

尊い帝が治めている時代は、天候も穏やかで、天下万民が豊かに暮らしているという意味です。

  さてさて、これだけ異常気象が続いているのは、・・・。
賢王の御代ではないということでしょうかね。

早く、穏やかな日々に戻ることを心から願っています。