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307号 五月雨

2021/05/22
丹波篠山市の学習塾 レオ

307号 五月雨 高田貴美彦

 [問題]タイトルの漢字を読みなさい。

 こんにちは、高田貴美彦です。
5月16日(日)11時、気象台は近畿地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
去年が6月10日、例年なら6月6日頃になり、統計史上最も早い梅雨入りです。

  さて、クイズの答です。
「さみだれ」
旧暦(明治の初めまで使われた古いカレンダー)の5月、今の暦では6月に降る雨。
梅雨の長雨のことです。

  五月雨を 集めて早し 最上川(松尾芭蕉)

 五月雨や 大河を前に 家二軒(与謝蕪村)

昔から、夏の季語として用いられ有名な俳人が句に詠み込んでいます。

花山院の御時に、五月下つ闇に、五月雨も過ぎて、いとおどろおどろしくかきたれ雨の降る夜、帝、さうざうしとや思し召しけむ (『大鏡』肝試し)

平安時代の物語にも登場。

僕も、若い頃から
「五月雨は5月の雨と書くけれど、これは旧暦。今の6月、梅雨の時期の雨ですから注意してくださいよ。ついでに言うと、『五月晴れ』というのは5月頃の気持ちのいい晴れの日イメージがあるけれど、これも梅雨の晴れ間のことですからね。」
って教えてきましたが。

さてさて、本当に5月の雨になってしまいましたね。
これから、台風の季節にもなっていくのに、気候はどう変わっていくんでしょうね。

ま、とにかく雨が降って気が滅入りそうになりますが、たまの晴れ間を楽しみにまちましょう。