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278号 『ちっちゃなアレックスと夢のレモネード屋さん』  高田貴美彦

2020/07/20
丹波篠山市の学習塾 レオ

278号 『ちっちゃなアレックスと夢のレモネード屋さん』  高田貴美彦
  
すっぱいレモンをもらったときは、あまくておいしいレモネードを作ればいいのよ。

  1996年1月18日、アメリカコネチカット州で1人の女の子が生まれました。アレクサンドラと名付けられたその子は、1才の誕生日を迎える2日前、小児ガンと宣告されました。手術・治療とつらくて苦しい日々か続いた4才の時に突然こう言います。

  「小児ガンにかかっているみんなを助けるため、レモネードを売って研究費として病院に寄付する」と言い出します。

そんな女の子の物語。
原作の絵本をWEEジュピタークラスで読んでいます。

単語を音読して、絵本を音読して。
ジュピター2の6年生が、初めて絵本を読むジュピター1の5年生に読み方を教えます。
子どもたち同士が先生と生徒です。

6月から1カ月読む中で、「何か違うかな?」と思えてきました。
本当にこの子たちは、話の中身がわかっているんだろうか?

確かに、もう何年も英語を習っている教室の中では、「ベテラン」の子たちです。
でも、何か「単に読み流している」気がしてきました。

そこで、絵本の読み聞かせをしたのがタイトルの本。
2005年に日本語版が出されて、今は絶版。何とか手に入れて7月17日の授業で読みました。

子ども達は、本当の話とは思っていなかったようで、絵本を読み終わるとみんな黙ってしまっていました。
少し、話が「重かった」かもしれません。
 アレックスは、2004年8月1日、9才にほんの少し届かない生涯を自宅で両親に手を握られながら終えます。

  その後、授業で音読をしました。
アレックスの言った言葉、

When life gives you lemons, just make lemonades.

が、また違った意味で子どもたちの心に響いたのではないかと思います。

  「きれいな発音で、すらすらと淀みなく音読する」ことも大切です。
もちろん、その練習も授業でしていきます。
でも、せっかく小学校の時に英語を習うのですから、「その時にしかできないこと」を授業に取り入れていきたいと願っています。

心に響く授業。
子ども達が絵本を読む中で何かを感じてくれる授業。

難しいことですが、これを教室では大切にしていきます。