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講師ブログ

276号 琴線 高田貴美彦

2020/07/06
丹波篠山市の学習塾 レオ

きんせん
「琴線に触れる」という慣用句を作っています。
心の奥の奥に1本の琴の弦(げん)が張ってあり、外からの言葉などによってその弦に触れて鳴る。

 Twitterでフォローしている中学校の音楽の先生がこんな投稿をされていました。

「大学でピアノを教えてくれた教授をふと思い出した。
その方は、練習してこないと20分くらいで優しく終了、練習してくるとたっぷり40分以上レッスン、しかも超恐かった。
また、作曲の話はニコニコと嬉しそうに、本当のおじいちゃんのような顔で聴いてくれた。
こういう教育者になりたいって思った。」

  僕の心にストンと落ちました。
最近に、ずっと自分なりに考えていたことがはっきりとしてきた感じです。

  若い頃というか、最近までも勉強していない子たちにはかなり厳しく指導していました。
「何とかしなくちゃ」「勉強できるようにしないと」「お月謝頂いてて申し訳ない」
それぞれ理由はありましたが、パワハラ・ブラックいっぱいでした。

  思えば、ずいぶんとかわいそうなことをしたと思います。
その頃の生徒さん、ごめんなさいね。
自分達が「なぜ怒られているのか」わかってないですものね。
熟していないんです。
怒られるレベルに達していないと言ってもいいかなと。
  
  逆に、頑張っている生徒さんからは、「もっと厳しく教えてください」
という注文ももらいました。

フォロワーの先生は、こう書いていらっしゃいます。

「本当、今の時代はパワハラとかブラックとか騒がれますが、本気で頑張りたい子には思う存分追い込める環境を用意してあげるのも必要だと思いました。
そういう意味で、生徒の状態を見極め、使い分けを自然に行っている教授から得たものは非常に多かったです。」

  全くもってその通り。

  これは、対大人でも言えることですね。
そのレベルに達していない人にいくら注意しても、単に「パワハラ」をしているだけで、お互いに疲れます。

  子ども達も、「今を認めて」次の目標を決めて、「それへ向かって頑張るようにする」これがいいと思えるようになりました。
遅まきながらですが。

  さ、夏へ向けて合宿・講習会・勉強会と大学生講師陣と色々と作戦をねっています。

  少しでも、子ども達の「心の弦」に響くものにしたいと頑張っていきます。
お楽しみにしておいてくださいね。